サンタクロースって? 始まりと由来 そしてクリスマスの意味って知ってる?
はいどうも ひいらぎです。
一気に冷えてきて、冬も本格的に始まりましたね。
クリスマスももうすぐです。
ところで、クリスマスって具体的に何の日か知っていますか?
サンタクロースってどういうものなのか知っていますか?
気にはなっていたけど、何気なく過ごしてきたって方ほとんどだと思います。
これからクリスマスが近づいてきて、
「実はサンタって…。」など知識を話したりして、みんなに慕われるチャンスですよ!
家族や友達の会話でも話題にもなりますよ。
- 1. クリスマスってどんな日…?
- 2. サンタクロースってなに…?
🎄クリスマスってどんな日…?
クリスマスの起源
そもそもクリスマスとは、イエス・キリストの降誕祭です。
新約聖書では、キリストの生まれた日を特定はしていません。
そのため、降誕祭とは「キリストの誕生日」ではなく、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」なんですね。
2世紀~4世紀頃のローマ帝国時代ごろから、ペルシャから太陽信仰の性格を持つミトラス教という宗教が伝わってきました。
そして、このミトラス教には「光の祭り」という信仰上の大切な行事がありました。
この祭りが行われるのは、一年で最も昼間が短くなる冬至。
この日を境に再び昼間が長くなっていく、すなわち太陽の力が強まっていくことを祝います。
この冬至が、12月25日にあたっていました。
そこでローマ帝国が、同じ12月25日を光や太陽にたとえられたイエス・キリストの降誕祭としたとされています。
これがのちのクリスマスの日になったんですね。
クリスマスの名前の由来
クリスマスって英語で書くと、「Christmas」と「Xmas」がありますね。
それぞれどういった意味で、どこから由来するのでしょうか。
クリスマスを英語表記にすると「Christmas」。
Christがキリスト、masはミサ(礼拝)という意味です。
クリスマスとは「キリストのミサ」という意味であり、世界のキリスト教国ではキリストの降誕をお祝いする日です。
現在ではこの英語表記が一般的ですね。
もうひとつ「Xmas」というものもありますが、どちらも正しい表記です。
クリスマスの語源はギリシャ語で、最初の文字は「X」です。
つまりキリストが降誕した日=最初の日ということで、
最初のギリシャ語であるXmasとなったんですね。
ただこの表記は海外ではあまり使用されていなく、日本での商業用として使われることが多いです。
日本にはいつ伝わったのか?
1552年に、山口県にキリスト教の宣教師としてやってきたフランシスコザビエルが、
使徒を集めて12月24日にミサを行ったことが始まりだといわれています。
1560年ごろ、京都にキリシタンラ100人ほどが集まり、盛大な降誕祭を行ったという記録があります。
また、1568年にはイエズス会ルイスフロイスによって、
「織田信長の松永久秀がクリスマスに一時休戦した」という記録も残っていることから、日本でも各地でクリスマスが行われていたの考えられています。
しかし、江戸幕府が1612年に禁教令(キリスト禁止令)を発令し、
いったんクリスマスは姿を消してしまいます。
その後、明治6年に禁教令が解かれ、クリスマスも復活します。
明治37年に、銀座の「明治屋」が商業用のディスプレイとして初めて、
クリスマスツリーを店頭に飾り、大きな話題を呼んだことで一般的に知られるようになりました。
昭和になってから、銀座や渋谷、浅草などのレストランがクリスマスに因んだメニューを取り入れるようになりました。
つまり宗教的、文化的な理由ではなく、商業イベントとして盛大に行われるようになったんですね。
今や国民的行事とも言えるクリスマスですが、日本においては商売の一つということですね。
🎅サンタクロースってなに…?
そもそもサンタクロースとは…?
サンタクロースはクリスマスイブにトナカイの引くそりに乗ってやってきて、
良い子にしている子供たちにプレゼントを配ってくれる、
白ひげの赤い服のおじいさん、というのが一般的なイメージですね。
彼のモデルとしてよく知られているのが、
4世紀頃に実在したと言われている司教、聖ニコラウスと言う人物です。
ちなみにサンタクロースの相棒、トナカイは全部で9頭います。
そしてそれぞれちゃんと名前があり、そりをひく順番も決まっています。
サンタクロースの由来となった人物
先ほども話しましたが、
その人物とはズバリ聖ニコラウスという方です。
サンタクロースの起源は4世紀頃、現在のトルコのミュラの司祭だった『聖ニコラウス』がモデルだと言われています。
聖ニコラウスはトルコの裕福な家庭に育ち、
困っている人や貧しい人を助け、自分の持ち物を惜しまず与えていた優しい人でした。
あるとき、ニコラスの近所には3人の娘のいる家族が住んでいました。
その家族はとても貧しい暮らしをしていました。
娘たちは結婚をしたいと望んでいましたが、このままでは娼婦にならなければいけないというくらい困窮していました。
それを知ったニコラスは、その夜、その家の煙突から金貨を投げ入れました。
その金貨はたまたま暖炉のそばに干していた靴下の中に入って、
そのお金で娘は救われ、後に結婚することができました。
聖ニコラスは下の2人の娘にも同じことをして、その家族を救ったと言われています。
サンタクロースが煙突から入ること。
靴下にプレゼントを入れること。
というのはこういったものが由来になっているんですね。
僕も初めて知りました()
これくらいでしょうか。
何気に過ごしてきたクリスマスにもちゃんとした歴史があったんですね。
それは当たり前かw
何の理由もなくこんなに盛り上がるなんてことはしませんが…。
今回はクリスマスとサンタクロースについて、お話していきました。
以上 しおんでお送りしました。